志望動機で決まる!未経験転職ガイド　

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落とされるには理由がある

書類選考で落とされたら応募書類を見直すべき

ある求人情報誌による調査では、転職先が決まるまでに応募先に提出した履歴書数は平均6通、10社以上に提出したという人は2割程であった。

これは転職に成功した人がアンケートの対象となっており、この数値を少ないと感じる人もいるだろう。

失業状態が長引き、20社、30社と応募書類を送っても面接にすら漕ぎ着けないという例も最近では珍しくない。

何とか面接にたどり着きたいと書類持参で面接をしている会社を探して・・・と考え応募するケースもあるが、そんな場合は一次選考でやはり応募書類が詳しくチェックされる。

応募書類の選考への影響力はどのようなパターンでもそう差はない。

実際、採用・不採用の基準やレベルは会社によって違うので、書類に不備さえなければ、中には受かる会社があっても不思議はない。

もし、書類選考で落ち続けているのなら、書類のどこかに問題があると考えるべきだろう。

不採用になった書類を書き写し続けていてはいけないのである。


落とされる応募書類には2つの共通点

書類選考で落ちる履歴書・職務経歴書にはどこに問題があるのか？

それは、採用側の視点に立って考えるような想像力が欠如していると思われ、2つの共通点がみられる。

1つ目は、「採用側との気構えの落差」。

例えば月給23万円の社員ひとりにかかる人件費は3年間で1000万円以上となる。

求人側は、それをふくんで経営の生命線となる人材を募集している。

ところが応募書類は、これが応募先に数千万円の投資を決断させるという自覚を感じさせないものでは選考に通るはずがない。

いかにも面倒くさそうに作成したもの、真剣さや誠実さに欠けるものでは落ちて当然である。

2つ目は「情報量の不足または過剰」。

よく出身大学がいけない、年齢が高いから不利と訴える転職希望者がいるが、それ以外に判断基準となる情報がなければ、採用担当者は応募者の学歴や年齢に注目せざるをえないのではないか。

逆にいかに多様なキャリアと実績を積んできたかを伝えようと履歴のほかに数ページにもわたる自己紹介書や職務経歴書を添付する人がいるが、これはそれなりの評価をされる場合もあるが、限られた時間で選考を行う担当者にはこれでは伝わらない。

求人企業が知りたいのは、多様なキャリアではなく、自社に必要なキャリアやスキルの有無である。

せっかくのアピールポイントが無駄な情報に埋もれてしまっては意味が無い。


勘違いに気づかず同じミスを繰り返していないか

最近はある程度コストをかけて求人をすれば、たった1名の採用枠に対して数十倍もの応募者が集まるのも普通となっている。

そのため、書類選考は厳しくならざるをえないのが実情だ。

そうした競争の現実を認識し、もう一度自分の応募書類を見直し、採用側の立場に立った厳しい目でチェックをすべきであると思う。

とくに留意して欲しいのは、誤字・脱字などの単純ミスではなく、何か大きな勘違いをしていないかという点。

このサイトをしっかり確認して、大きな勘違いをしていないかという点を再認識しながら確認して欲しい。
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